WindowsのカスタマイズインストールCDが作れる「nLite」を使ってみたよ
nLiteとは、OSインストールCDへのSP統合から、不要なコンポーネントの削除、無人インストール用応答ファイル作成、
nLite Guide
ドライバ・hotfix・アップデートパックの統合、XPデフォルトのお節介機能の削除・無効化、Uxtheme.dll等のパッチ当てやTweak、
ISOイメージファイル作成、そしてブータブルCD/DVDの作成(1.2Beta以降)まで、
ウィザードに沿ってこれ一つで全て行える高機能なフリーウェアです。
肥大化しがちなSP統合インストールCDの軽量化が可能です。
ということで、使ってみました。前から存在は知ってたんですが、なんか面倒くさそうだったので敬遠してました^^;
環境
作業PC:Windows XP Pro(アップグレード版) SP3
使用OS(nLiteで弄るOS):Windows XP Home SP2
nLite バージョン:1.4.9.1
nLiteのインストール
http://www.nliteos.com/nlite.htmlからダウンロードし、インストールします。普通です。
事前の準備
WindowsのインストールCDのデータをPCにコピーします。このコピーしたデータを弄るわけです。
僕はDドライブに「winxp_img」と適当にフォルダを作り、そこにインストールCDの中のデータをコピーしました。
nLiteの起動
こんな画面が出るので、先ほどコピーしたデータが入っているフォルダ(僕の場合「winxp_img」)を指定します。するとプロダクト名とか言語とかの情報が表示されます。おおー。
次へ。
前回も何もnLiteは今回初めて使うので、インポートのしようがありません。
次へ。
なんかいろいろできるっぽいです。「Hotfix、アドオン、アップデートパック」以外全部選択します。(どのHotfixを入れれば良いのかわからなかった^^;)
次へ。
サービスパックの統合メニューらしい。
IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージからSP3をダウンロードします。ちなみに「公式サービスパックのオンライン上のアドレス」からダウンロードしようとしてもリンクが切れててダウンロードできなかった(´・ω・`)
統合が完了すると上の表示がSP2からSP3に変わります。
次へ。
ドライバを入れていきます。
次へ。
不要なコンポーネントを削除します。今回一番使いたかった機能です。適当に選択していきます。
次へ。
無人インストールの設定。プロダクトキーとか入れておくと後で自分で入力する必要がなくなります。適当に入力していきます。
次へ。
各種オプションの設定です。よくわからんので無視します。
Twitter / 伊達 光一 (bojovs): nLite面倒くさくなってきた *Tw*
http://twitter.com/bojovs/statuses/940278756
次へ。
レジストリを弄るような設定をここであらかじめ設定できるみたいです。適当にチェックを入れます。
次へ。
よろしくお願いします。
オワタ。
次へ。
ISOイメージファイルをどうするかのメニュー。直接CD-Rに書き込むこともできるようですが、僕はISOファイルを作るだけにしました。「ISO作成」をクリックして開始。ISOファイルが作成されます。
次へ。
やっと終わったー!適当に設定したのでうまくいく気がしないですが、とりあえず作業は終わりみたいです。あー、疲れた。
参考サイト
nLite Guide
http://orange.zero.jp/angel.omega/nLite.htm
nLite Windowsの不要なコンポーネントを削除する(Win XP SP3版)(Windows XP SP3での nLite設定例)
http://www.neko.ne.jp/~freewing/software/nlite_xp_sp3/